VCⅡA 爪装着タイプ

VCⅡA型 爪装着タイプ

3ツ爪、4ツ爪スクロールチャックに装着して、自由に偏芯加工・異形材加工ができます。

VCⅡA型
  • 3ツ爪に装着の場合

    丸材ワークの偏芯加工が自由自在にできます。
    芯出し調整が容易にできます。
  • 4ツ爪に装着の場合

    角材ワークの偏芯加工に芯出し調整も可能です。
    正方形、長方形ワークも確実に把握します。
    ブロック加工、面引きが容易にできます。

使用方法

  • 1. 旋盤(NC汎用旋盤)の生爪を取り外します。専用ホルダーVCH-Bを生爪のあった位置に取り付けます。
  • 2. 1で取り付けたVCH-BにVCⅡAを固定します。
  • 3. VCⅡAに加工材料を仮止めします。
  • 4. 旋盤のチャックを開閉しながら、ダイヤルゲージで確認し、適正な概略位置で固定します。
  • 5. 更に確認をしながらVCⅡAの送りネジで微調整し、正確な材料取り付け位置を決定します。
    固定ネジで送りネジを固定します。(1目盛:2/100mm)
  • 6. 位置ずれや取り付け不備のないことを再度確認し、安全な回転数で加工を開始します。

使用上の注意事項

  • 爪の中心部でワークをチャッキングする
  • 芯出し、偏芯量はダイヤルゲージで確認する
  • ワークセット後は必ず固定ネジで固定する
  • 移動爪の移動距離はMAX20mm
  • 偏芯加工ではアンバランスが発生するので安全な回転数を確認して使用する
  • VCIA把握時は専用ホルダーAで割部分を押さえてないようにする

加工例

VCⅡA加工例1 VCⅡA加工例2 VCⅡA加工例3